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カーオーディオはハイレゾでも意味ないと言われる本当の理由

オーディオ

カーオーディオでハイレゾ再生をするのは意味ないとつくづく思います。

なのに、ハイレゾ対応だのハイレゾ音源だの、メーカーはこぞってハイレゾが良いと宣伝してきます。

実際にハイレゾを導入してみても、CDと全然変わらないじゃんと思いませんか?

私もハイレゾ音源からハイレゾ対応のアンプまでそろえてみたことがありますが、音は全く変わらないかむしろ悪くなったようにさえ思ったのです。

私はハードオフで7年間働き、オーディオを担当させていただいた経験があります。

また、趣味でホームオーディオを20年やってきました。

これらの経験で、いかにハイレゾが意味ないかを知ることができたのです。

かつての私と同じように、ハイレゾに対して疑問に思われている方もいるかも知れませんので、ここでは私がなぜハイレゾが意味ないのかの根拠を説明していきます。

ぜひ参考にしてみて下さい。

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カーオーディオでハイレゾは意味ない?

ハイレゾとはそもそもどのような音源なのでしょうか。

レコード盤はアナログ音源で、CDやmp3はデジタル音源です。

ハイレゾはCDやmp3と同じデジタル音源にあたりますね。

mp3は圧縮されて音質が落とされたもので、CDは標準的なもの(44.1kHz)で、ハイレゾはCDの性能を上げたもの(96kHzや192kHz)です。

レコード盤と違い、デジタル音源のものは全てD/A変換(デジタル/アナログ変換)と言って、アナログ信号に変換してあげないと音を出すことができません

D/Aコンバーターというものを使ってD/A変換をして信号を送り、送られる信号をアンプで増幅してスピーカーから音を再生するという仕組みになっています。

仕組みが分かったところで、今度は順番にハイレゾが意味ないという根拠を説明していきます。

CD音源もまともに再生できてないから

デジタル音源を再生する際のD/A変換というものがくせ者で、これの性能でデジタル音源の再生の音質が大幅に変わってきます。

D/AコンバーターはCD/DVD/BDを再生できるものや音楽データを再生できるもの、つまりデジタル音源を再生する機器(スマホやゲーム機やテレビもそうです)には必ず内蔵されています。

CD音源やハイレゾ音源を良い音で再生するには、単体D/Aコンバーターで最低でも定価5万円のものは用意したいところ。

D/Aコンバーターの性能が足りていないとどうなるかと言うと、音の情報量が足りなかったり、音の解像度が足りなかったり、音の力強さが足りなかったりという感じに。

いつも聴いているCDの音でさえ、まともに再生できていないということですね。

もう想像できたと思いますが、カーオーディオに標準搭載されているレベルのD/Aコンバーターでは、性能が全く足りていないためにせっかくのハイレゾも意味がないということですね。

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単体D/Aコンバーターが高すぎる

じゃあカーオーディオ用の単体D/Aコンバーターをこだわってみようということで調べてみると、

このくらいの性能のものならいいかなというもので、オーディオテクニカのAT-HRD500がありました。

6万5,000円ほどの商品ですね。

先ほども説明しましたが、ハイレゾ再生には最低でも5万円以上のD/Aコンバーターが必要です。

このD/Aコンバーターを用意すれば、CD音源の音質も格段にアップできますが、そもそもお値段が高すぎませんか?

ホームオーディオと違って、安い中華D/Aコンバーターのように改造して使うことも難しいため、カーオーディオでハイレゾの性能を引き出すのは準備段階から大変なのです。

でも私個人的にはD/Aコンバーターはおすすめで、ホームオーディオもやるとよく分かるのですが、導入するとそれだけでめちゃくちゃ音が良くなります。

価格なりの価値はありますので、音質アップを目指すなら、デジタルオーディオが主流の現代にはD/Aコンバーターは必須と言っていいアイテムです。

そもそも車の再生環境が劣悪だから

これはオーディオの基本なのですが、電子回路にとって振動は大敵です。

振動が発生すると電子部品の動作に影響を及ぼすので、音質の劣化に繋がります。

車の環境って、運転をするのでとにかく振動だらけじゃないですか。

そんな環境のところに、いくら高性能なカーオーディオ装置を搭載したところで、限界があるというもの。

せっかくハイレゾ再生のためにこだわったとしても、カーオーディオの性能を発揮してあげることができないのです。

カーオーディオでは特にどのレベルまで求めるのかが、どこまでこだわるかのポイントになってきますね。

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まとめ

カーオーディオでハイレゾ再生が意味ない理由を、再生の仕組みから根拠を説明してみました。

そもそもデジタル音源の再生には性能の良いD/Aコンバーターと、電子回路にとって良い環境が必要であることは明確になりました。

良い音で音楽を聴くためにそもそもがハイレゾが必要なのか、他の部分、例えばD/Aコンバーターにこだわるべきなのか。

何となく答えも見えてきたかも知れません。

今回の記事で、音楽再生においてハイレゾ音源よりも大事なところが少しでも伝われば幸いです。

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