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オーディオの電源ノイズで本当に対策するべきなのはこれだった!

オーディオ

電源のノイズがオーディオに影響を与えると聞くけど、電源ケーブルや電源タップを変えたところでそんなに変わらないでしょと、そのように思いませんか?

オーディオの世界は曖昧なものだから、どうせ商品を売るために色々書いてるんでしょと。

ハードオフで7年勤めたことのある私でも、そう思っておりました。

そして実際、電源ケーブルや電源タップを変えても、音はあまり変わらないと今でも思っております。

じゃあ何が言いたいのかですが、電源周りでもっと大事で根本的なノイズ対策がある!ということです。

ハードオフを辞めてからも趣味で何年もオーディオを続けてきて、初めて分かったことです。

これは皆にも知っておいて欲しい、少しでも騙されてしまうような人が減って欲しい、そう思いこの記事を書きました。

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電源ノイズがオーディオに与える影響は?

まず前提として、電源ノイズがオーディオ機器に与える影響は多大です。

音にもろに現れます。

これは、電源ケーブルや電源タップが音に大きな影響を及ぼさないことから、勘違いされがちなところ。

電源ノイズが大きいと、音の分離が悪くなったり、極端に言えば高音域がひずみっぽくなったりと、悪いことだらけで良いことはありません。

これを理解するために、まずは基礎知識として電源の種類から説明します。

電源の種類と音の質ランキング

電源の種類により発生するノイズ量が全然違います。

ノイズが少なく、音の良いものから順番に書いていきます。

1位:バッテリー電源

バッテリー電源が最もノイズが少ない電源です。

オーディオマニアの方の中には、車用の鉛蓄バッテリーを利用し、電源を自作されている方もいるくらい良質のもの。

鉛畜バッテリーを使用した電源回路のアンプの音は、静寂性や分離が別次元で、音量をどれだけでも上げられるくらい解像度が高いです。

ウォークマンやスマホなどはリチウムバッテリーですが、鉛畜バッテリーほどオーディオ用として良いわけではないようです。

これについてはこだわって調べてみましたが、鉛畜バッテリーの方がいいと思われる、というところまでしか分かりませんでした。

最も説得力があったのは、鉛畜バッテリーは、車のエンジンをかける時の超大電流を流せるくらいにパワーがあるから、というもの。

ちなみにですが、電池もバッテリー電源とほぼ同等のノイズレベルです。

オーディオアンプの世界では、私の知る限りヘッドホンアンプや小型アクティブスピーカーにしか電池は使われないため、ここではランキングに含めません。

2位:トランス電源

トランスとは、1970年代や1980年代のオーディオブームの時代、古き良き時代のアンプの電源回路に最も使われていたもの。

もちろん現行のアンプにもトランスは使われており、上記画像はEIコアトランスです。

トランスの中にはEIコアトランスの他にトロイダルトランス、Rコアトランスなど種類があります。

音や特性はトランスの種類によって異なり、トランス電源はバッテリー電源の次にノイズが少ない良い電源です。

ちなみにですが、昔のスーパーファミコンのやけに重たかった電源アダプターを覚えていませんか?

あれもトランス電源です。

※念のためお伝えしますと、トランスとは電圧を変圧するものです。

トランスを使った電源回路という意味で、トランス電源と表現しています。

3位:スイッチング電源

ここからは一気に電源の質が落ちます。

スイッチング電源とは、その名の通りスイッチング動作というもので電源を作り出すもの。

この時、数百kHzというかなり高い周波数で大きなレベルのノイズが発生しますが、このノイズが音に悪影響を及ぼします。

スイッチング電源は、デスクトップパソコン、ノートパソコンの電源アダプター、液晶テレビなど様々なところで使われています。

オーディオではデジタルアンプ、中華の小型アンプなどに使われていますね。

質が良くないのになぜそんなに使われるのか?についてですが、それはスイッチング電源はトランス電源と比べて省電力だから

電球で言うところのLEDの立ち位置でしょうか。

LEDの方が白熱電球や蛍光灯と比べて省電力ですよね。

それと似たようなイメージで、スイッチング電源はエネルギー消費を減らしましょうということで普及してきたのです。

音はトランス電源と比べて、高音域が歪みっぽくなり、低音域のパワー感が出づらいのが特徴。

全体的に音の情報量も少なく感じられ、音が薄っぺらいです。

トランス電源と比べて音の良いところは正直無いので、もしスイッチング電源が使われたアンプで音を鳴らしているなら、改良の余地ありですよ。

私はTopping D20というD/Aコンバーターを所持していますが、付属のACアダプター(スイッチング電源)からもっと強力なスイッチング電源に変えるだけでも音が激変しました。

トランス電源に変えたら、さらに解像度が跳ね上がることも経験済み。

そのくらい、トランス電源とスイッチング電源には差があります。

4位:USB電源

これはもうオーディオ的には最悪です。

ノイズだらけの電源で、なぜこんなものを作ってしまったのかというレベル。

USBの扇風機などには使ってもいいと思いますが、音についてはとにかく歪みっぽいのが特徴。

電源ごとのノイズレベルを視覚化するとこんな感じ。

右に行くほどノイズが多いです。

バッテリー>>>>>>トランス>>>>>>>>スイッチング>>>>>>>>>>>>>>>USB電源

このくらい、すさまじい差があります。

USB電源のオーディオ製品には音は全く期待できませんので、今後オーディオ製品を購入する際の参考に覚えておくといいでしょう。

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コンセントのノイズの影響

メーカーが率先して言わないことが、コンセントに来ている100V自体のノイズです。

解説したことがあるのはケンリックサウンド様と、PHILE WEBで1回書かれたことがあるくらいではないでしょうか。

オーディオ雑誌とかで、100Vのノイズが~とか見たことないかと思いますがいかがでしょう。

(ありましたら教えてください)

家の中にはいくつかコンセントがありますが、そのコンセントに来ている電源こそが既にノイズだらけである、ということが今回一番伝えたいことです。

なぜコンセントにノイズが来ているの?という疑問について、分かりやすくするため図解します。

機械が稼働するとノイズが発生し、ノイズは電源コードを通って別のコンセントに回り込んでいきます。

他のコンセントと繋がっていないように見えても、実際には図のように壁の中でその他のコンセントと繋がっているわけですね。

繋がっている他のコンセントからノイズが回り込んでくるため、既にノイズが入っている状態に。

そして、機械が発するノイズの量も、オーディオに悪影響を与えるくらいに大きいものなのです。

コンセントのノイズを除去するために

じゃあ、もしこうだったらどうでしょうか。

他のコンセントが繋がっていない状態ですね。

ご存じかも知れませんが、こういったコンセントを「専用コンセント」と言います。

エアコンがそうですよね。

専用コンセントにするだけでも、ノイズがかなり減りますので音質アップを狙えます。

また、オーディオ機器だけでなくテレビやモニターなどのノイズも減るため、画質が上がることも期待できる、まさに最強の対策。

マニアの方は必ずされている対策です。

専用コンセント工事は、業者に頼むことでしてもらえます。

1度調べてみるといいでしょう。

業者によりますが、10,000円前後でやれるはずです。

私は家庭の事情でオーディオの専用コンセント工事を許してもらえず、残念ながら試すことは叶いませんでした。

ですが、電源で音を最大限良くするためにできることがありますので、私がしたことを、今回は長くなりましたので別記事にまとめます。

少しお金を積めば誰でもできることが書かれています。

是非ご覧ください。

↓↓↓

コンセントはそのままにノイズを減らせる秘密にしておきたかった最強の方法

まとめ

電源ノイズの根本的なところで、まずは対策すべきなのがコンセントである、ということはイメージできましたでしょうか。

中華のオーディオ製品(D級アンプなど)のスイッチング電源アダプターを、電流容量の大きいものに交換したり、トランス電源に交換したりすると分かりやすく音が変わるため、体験すると電源で音が変わることがより理解できます。

ここが分かっていないとイメージしづらいかも知れませんが、少なくともオーディオにおいて、電源はコンセントからアプローチしないと最大限の効果が発揮されない、ということが伝わっていただければ幸いです。

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