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スピーカーの音が小さい原因まとめと初心者でもできる調べ方

オーディオ

スピーカーをアンプやプレーヤーに繋いでみたけど、音が小さい原因が特定できずどうしたらいいのかと悩んでいませんか?

これではまともに音楽が聴けないし、買取に持っていこうという方なら売れないし困ってしまいますよね。

実は原因の調べ方は決まっており、意外と簡単にどこが悪いのかが分かることも多いのです。

私のオーディオ歴はかれこれ20年以上、さらにハードオフで7年間オーディオを触ってきたので、これまでの経験から原因の調べ方が分かります。

主な原因と調べ方を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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スピーカーの音が小さい原因

プレーヤーやアンプ、スピーカーの種類によって様々ですが、スピーカーの音が小さい原因を私の経験則で簡単なものから順番にまとめます。

プレーヤーが原因

プレーヤーが原因で音が小さい場合、プレーヤーが何なのかによって見るところが変わってきます。

プレーヤーがスマホやウォークマンなどのミニプラグで出力するものなら、見るところはプレーヤー側の音量が最大になっているかどうか。

こういったケータイ型のものをアンプに接続する場合には、プレーヤー側の音量を最大にして使うのが基本。

デスクトップパソコンの場合も同様です。

もしノートパソコンで再生しているなら、本体パネルを閉じた時の前面側面部にボリュームツマミがあるタイプの製品がまれにあります。

確かTOSHIBA製で見たことがあるような記憶がありますが、ノートパソコン本体自体にボリュームツマミがあるのかどうかを確認してみましょう。

また、CDプレーヤーを繋いでいる場合は、これが原因になることはほぼないと言っていいです。

なぜか言いますと、CDプレーヤーはCDを読み込んでD/A変換(デジタルデータをアナログデータに変換すること)して出力するだけなので、ここが原因なら音が出なくなるだけ。

よって、CDプレーヤーはスピーカーの音が小さい原因からは外すことができるのです。

アンプのボリュームの接触不良

アンプのボリュームの接触と聞くと、一体何のことだと思われるかも知れません。

簡単に説明すると、音楽信号は電気信号にあたるので、ボリューム内も電気を通す金属が接点になっているわけですね。

金属は経年により酸化してきますので、長期的にボリュームを動かさなかったりすると酸化して電気が流れにくくなり、結果音が小さい原因になるのです。

この場合は音楽の再生を止めた後、ボリュームツマミを20周くらい最大最小と繰り返し回してみます。

これで改善してくれば、ボリュームの接触不良が原因であったということですね。

アンプの各ツマミの接触不良

アンプの各ツマミの接触不良の場合は、これもボリュームと同様。

原因の考え方は、音楽信号が通るツマミの接点も金属なので酸化を疑います。

対処方法もボリュームと一緒で、音楽再生を止めてからツマミを何周も回しまくることです。

詳しい人やこだわっている人は分解洗浄までするくらいのところですが、ツマミを回すだけでも十分に改善することも多いので、まずは回してみましょう。

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アンプのスイッチの接触不良

アンプのスイッチとは、ミュートスイッチやダイレクトスイッチなどの押すスイッチのことです。

もはや説明の必要はないほどしつこくなりますが、スイッチも音楽信号が流れるので金属が接点。

音楽再生を止めて、スイッチを何度も押しまくることが対処方法でございます。

スピーカーのアッテネーターの劣化

スピーカーのアッテネーターとは、画像のように高音や中音を調整できるツマミのこと。

アンプのツマミと同様に、内部で酸化していることを疑います。

ここを見る場合には音楽は再生したままで大丈夫なので、そのままスピーカーのツマミを何度もグリグリすることが対処方法です。

スピーカーユニット自体の原因

スピーカーユニットとは、実際に振動している丸い部分のことです。

ほとんどのスピーカーはサランネットがついていると思いますので、一度外してみましょう。

見るところは、スピーカーユニットのエッジと呼ばれる部分。

スピーカーユニットの振動しているところの一番外周で、ゴムか布かウレタン素材のパーツ。

ここが劣化して割れたり崩れたりしていないかを見てみます。

特に劣化が見られなければOKです。

アンプのリレーの接触不良

おそらくリレーという部品を聞いたことがある方は少ないかと思います。

リレーとは、スピーカーA/Bの切り替えをしているパーツのこと。

この場合にも音楽再生を止めてから、スピーカーの切り替えツマミをグリグリやりまくることが対処方法になります。

リレーの場合、内部自体の接点の酸化が原因のため、直っても一時的なものか不安定だったりするので諦めムードが漂うところ。

本気で対処する場合はリレーの交換をしないといけないので、完全に直すことは難しいのが正直なところです。

ここまで見て原因が分からなければ

ここまで見てもダメなら、原因の切り分け方法で一番分かりやすいのは別のスピーカーに繋ぎ替えてみることです。

別のスピーカーに繋ぎ替えた時に、正常な音量で再生されるならスピーカーが原因と分かりますし、同じように音量が小さいならプレーヤーかアンプが原因と分かります。

もし繋ぎ替えたスピーカーだけ正常に音が出た場合、音が小さいスピーカーのスピーカーユニットのコーン紙(スピーカーユニットの中心からエッジまでの部分のこと)を軽く指で押してみてください。

コーン紙が異常に硬ければスピーカーユニットが故障しているので、直す方法は残念ですがないので諦めるしかないです。

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まとめ

スピーカーの音が小さい原因をまとめてみました。

意外とスピーカー自体が原因であることが少ないと思われたかも知れません。

簡単なことでもやれることは多いので、今回紹介したところを確認して音が正常に出ることを祈っております。

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