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アンプの電源は入るが音が出ないのはなぜ?簡単な対処まとめ

オーディオ

久しぶりにプリメインアンプやパワーアンプの電源を入れて、電源は入るけど音が出ないなんてことはありませんか?

これでは買取に持っていこうと思っても売れなかったり、使おうと思っても使えなかったり。
困ってしまいますよね。

実は、これらの原因は共通していて、簡単な対処で直ることも多いんです。

私はハードオフで7年オーディオを触ってきたり、趣味でスピーカーやアンプを自作してきたりしたので、そこで学んできたものを共有しようと思い書いてみます。

主な原因と対策を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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アンプの電源は入るが音が出ないのは?

そもそも音が出ないというのは、音声信号がスピーカーまで届いていないということ。

音声信号は電気であり、アンプの数々の接点を通ってスピーカーまで送られるため、そのどこか一つでも接触不良を起こすと正しく音が出なくなります。

接点は金属のため、長年触らないことや経年により酸化して、電気が流れにくくなり音が出なくなったりするわけですね。

以下、原因を一覧にまとめます。

  • 1.入力セレクターがずれている
  • 2.スピーカーセレクトがオフになっている
  • 3.ミュートスイッチを入れている
  • 4.プロセッサーがONになっている
  • 5.各ツマミの接触不良
  • 6.スピーカーケーブルの接触不良
  • 7.RCAケーブルの接触不良
  • 8.リレーの接触不良
  • 9.パワートランジスタが壊れている

それでは、一つ一つ解説していきます。

入力セレクターがずれている

久しぶりにアンプを使った時にうっかりするところその1です。

AUXやラインやチューナーなど、アナログ入力だけでも複数装備されている場合があります。

ケーブルを挿したところと入力がずれていませんか?

まずは入力セレクトが間違っていないかチェックしてみましょう。

スピーカーセレクトがオフになっている

スピーカー出力A/Bのところですね。

スピーカー出力はスピーカーケーブルを接続したところに合わせておりますか?

また、スピーカーセレクトがOFFになっているとヘッドホン出力からしか音が出ません。

確認してみましょう。

ミュートスイッチを入れている

意外と見落としがちなところがここです。

ミュートスイッチが実は押されていて、音が出なくなっていると勘違いするパターンです。

スイッチ一つで音が出るようになるところなので、こちらも見てみましょう。

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プロセッサーがONになっている

一部のアンプにはプロセッサー(PROCESSOR)というものが搭載されています。

これがONになっているだけで、音が出ないケースがあります。

音を出すだけなら使うことはないスイッチなので、ONになっていたらOFFにしましょう。

 

各ツマミの接触不良

ツマミの簡単な対策としては、各ツマミをグリグリします。

とにかくグリグリしまくります。

そうすることで、中で酸化している部分がわずかずつ削れて、電気が流れやすくなっていきます。

スピーカーからガリガリと音を立てながらになりますが、そのうちに音もだんだんと出てくるようになります。

十分に改善しなければ、専門の修理業者にアンプを出して直してもらうか、いっそのこと買取に出してしまうのも手です。

また、もし直らなくても、音が少しでも出るなら基本的に各部の接触不良の可能性が高いため、ジャンク品として買い取ってもらえます

ツマミぐりぐりで少しでも音が出ることが確認できれば、アンプは壊れていないのでひとまずは大丈夫です。

スピーカーケーブルの接触不良

スピーカーケーブルの接続は間違いようがないなんて思っていませんか?

ありがちなのが、スピーカーケーブルを接続しているところで1本だけ銅線が飛び出ていて、飛び出た銅線がアンプケースやもう片方の極性の端子に接触してしまっているパターンです。

こうなるとショートして音が出なくなったり、下手をするとアンプが壊れてしまいます。

スピーカーケーブルから銅線が飛び出してしまっていないか、確認してみましょう。

RCAケーブルの接触不良

通常のRCAケーブルですと、昔ながらのビデオデッキに使用されているような、白赤コードで接続されているかと思います。

こちらの配線は実は品質が良くないため、内部で断線や接触が悪くなっていることが考えられます。

一度RCAケーブルの挿し直しを試してみて、それでダメならケーブルを買い替えてみるのもいいでしょう。

上記の画像のようなケーブルが、品質の良いものです。

画像のものはBELDEN(ベルデン)の88760というケーブルに、ノイトリックのプラグを使用しているものです。

見た目からして通常の白赤ケーブルよりも良さそうですよね。

このくらいのケーブルであれば、ケーブル内部の線もしっかりとしているため安心して使えますし、何より音質アップも狙えます。

ケーブルが原因であれば、いっそこのくらいのものに買い替えてしまってもいいでしょう。

リレーの接触不良

そもそもリレーとはなんぞや?というところなんですけど。

プリメインアンプには、スピーカー出力のA/Bを切り替えるツマミがあります。

ツマミを切り替えると、アンプの中のリレーという電子部品の接点が内部で切り替わります。

つまりリレーとは、リレー内部の接点を切り替えることにより、出力が切り替わるようになっているもののことです。

A/B切り替えツマミ自体の接触不良と、リレーの接点部の酸化による接触不良で、音が出なくなるというわけです。

リレーも対策は基本的にはツマミと一緒で、スピーカー出力A/Bのツマミをグリグリします。

ツマミをグリグリして多少音が出るようになるけど、十分に直らないということならば、直接リレーを触らないといけません。

しかも、リレーは電子基板上にあるため分解しないと触れません

リレー内部の接点部に対する対策は、リレーのはんだ付けを取った後に、リレー自体を外さないといけないので非常に難しいです。

私は過去に気合を入れてアンプのケースを分解した後に、リレーのはんだを吸い取り、リレーを取り外しました。

その後さらにリレーのケースを開けなければならないのですが、大変過ぎてリレーのケースを開けるだけでも1時間くらい時間を取られました。

ある程度自作経験があっても難しいと感じましたので、慣れている人でも、私はリレーを取り外してまでの対策はオススメしません。

リレー不良なら業者に修理をお願いするか、買取に出すことをオススメします。

パワートランジスタが壊れている

もしトランジスタが壊れているとしたら、対処方法はありません

この場合は何をしても全く音が出ず、ノイズさえも出ないという状態です。

同じ部品に交換するしか手はないわけですが、昔のアンプですと専用パーツが使われていたりするので、交換することも困難です。

この場合ですと直すことは諦めるしかないので、部品取りのジャンクとして買取に出すことをオススメします。

 

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まとめ

アンプの電源が入るのに音だけが出ない場合、がむしゃらにツマミやスイッチを触るだけでも音が出たりするので、よく分からなければ色々触ってみるといいでしょう。

いくつもの接点を音声信号が通ることから、原因の特定は少しだけ厄介です。

そして、意外と致命的に壊れている場合って少ないんですよね。

どうしても正常に音出しできなければ、そのほとんどが接点の接触不良によるものなので、廃棄を検討するよりは修理してもらうか買取を検討しましょう。

アンプは重たくて店舗に持っていくのが大変ということであれば、ネットで査定をすれば自宅まで訪問してもらって、買取してもらえるサービスもあります。

ネットだけで査定までできてしまうので、店舗を回る手間も省けるため結構便利です。

1度使ってみるといいでしょう。

1位:ジャンク品ジャパン

ジャンク品ジャパンという名前ですが、中古品も高価買取してくれるところです。
LINEで、手軽に無料見積もりできるところは便利ですし、何より他社の見積金額を提示すると、それを考慮してくれるところが最大の魅力です。
福岡県のみの店舗展開のため、基本的に宅配買取がメインとなるのが欠点です。
ですが、欠点が気にならないくらい、買取価格に力を入れている会社です。
ジャンク品にも、しっかりと価格を付けられるくらい、力のある会社はここくらいのものです。

2位:ReRe

ReReは、買取一括査定サイトです。
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納得いけば買取を申し込み、納得いかなければ、ジャンク品ジャパンに査定を提示して、交渉してみるのは良い戦略だと思います。

3位:エコストアレコード

エコストアレコードは、レコード買取歴30年以上のスタッフが在籍しているベテラン店舗です。
ハードオフではまとめて買い取られてしまうようなレコード盤などでも、しっかりした知識で、相場の高い商品にはしっかりと買取価格をつけてくれます。
また、レコード盤だけではなく、スピーカーやアンプなども買取可能です。
オーディオを1品1品査定してくれる、信頼できる会社です。

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